Oral surgery口腔外科
親知らずは、一概に全て抜くのではなく、抜歯が必要ではないケースもあります。
当院では、抜歯の必要性について事前の検査で十分にチェックを行い、必要な場合のみ抜歯を行うよう心がけております。
親知らずの抜歯をする時は、口腔外科処置が必要になるため、強い痛みや腫れを伴うことが多くありました。中には1週間も腫れが続いて、痛み止めのお薬を飲み続けたという方もいるようです。当クリニックでは、痛みや腫れが少なくて済む独自の方法で親知らずを抜くように心がけております。
自身の親知らずを抜いたほうがいいのか分からない方や、体の負担を抑えて親知らずの抜歯をしたいという方は、ぜひ当院にご相談ください。
Implantインプラント
歯を失ってしまった場合の選択肢として入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。
まず、保険の適応となる入れ歯治療から検討します。入れ歯の場合、お口の状態によってはその都度調整が必要になる、違和感が出るなどのデメリットもあります。
ブリッジの場合は、ブリッジを入れる箇所を支えるため、隣り合う歯を削る必要があります。健康な天然歯を削らなくてはならないのです。
インプラントでは、限りなく天然に近い状態で歯を取り戻すことが可能であり、自分の歯で噛めているという実感も感じていただけます。
このようにそれぞれ特徴が異なりますので、インプラントに限らず、歯を失ってしまった方は一度ご相談いただければと思います。
インプラントとは顎の骨に人工歯根を植え込み、それを土台にクラウン(被せ物)やブリッジ、入れ歯をとりつける治療です。自然な感じでかめるようになります。 *全身やお口の状態により治療を出来ない場合もあります。
■インプラント治療の流れ
インプラント手術は1回法と2回法があります。
インプラント治療の流れ(2回法)
診査・診断・治療計画・術前治療 | お口の中を拝見し、 歯並びや顎と顎関節の状態をお調べし治療工程のチェックを致します。 インプラント治療はすべての方に可能とは限りませんので細心の注意と診査を踏まえて行ないます。 |
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1次手術(人工歯根の植え込み) |
インプラントを顎の骨に植えるために、歯ぐきを開きインプラントと同じ大きさの穴を骨に形成します。 骨の穴にインプラントをねじ込み、しっかり固定します。そして歯ぐきを閉じます。 治癒を待ち数ヶ月で骨とチタンがしっかりと結合します。 |
2次手術(土台を取り付ける) |
インプラントが骨と結合したら、人工歯を取り付けるための部品を連結し、歯ぐきの形を整えます。 お口の中の型をとり仮の歯を製作します。噛み合わせを調整し、歯ぐきの治癒を待ちます。 |
補綴処置 | 人工歯をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。 |
術後のメンテナンスが重要です! | 歯磨きが十分にできないでインプラントの周りに歯垢がついた状態にしていると天然歯と同様、歯槽膿漏のような状態になり、インプラントの周りの骨がやせてしまってグラグラ動いてしまいます。 インプラントを長持ちさせるためには、毎日しっかりと歯磨きし、必ず定期検診を受けていただくことが重要です。 |
Dentures入れ歯
入れ歯には、保険が適用されるレジン(プラスチック)のもの以外にも、違和感が少なく強度もある金属床義歯、お口を開けても入れ歯であることが目立たないノンクラスプデンチャーなどがあります。ただし、部分入れ歯に関しては、今後も歯を失ったら作り替える必要が出てくるため、費用を抑えて保険の入れ歯を作ることをお勧めしています。質の高い入れ歯は、総入れ歯になってからご検討されても遅くはないと思います。ただし、保険の入れ歯に関してもきちんと快適に使っていただけるよう、噛み合わせや見た目をよく確認しながら製作していきます。
当院では、審美性も意識をした義歯をご用意しております。
- ノンクラスプデンチャー
バネを使用していない義歯のため、見た目にわかりにくい - スマイルデンチャー
弾力性に富んでおり、薄いにも関わらず頑丈な作り
快適な装着感 - 金属床
熱を感じやすいため、熱いもの、冷たいものをしっかりと感じることができる